業務用 食用胡麻 製造・販売

ごまについて

ごまの歴史

ごまはもともとアフリカで生まれ、その後、紀元前4000年頃にはナイル川流域で栽培されるようになりました。
古代エジプト文明ではごま油をミイラの防腐剤や製油として、また、食用ごまは精力剤などと元気の出る食物として珍重されていました。その後、地中海を経てシルクロードを渡り、中国では料理だけでなく、不老長寿の秘薬と言われ薬としても重宝されてしました。
日本でも古くからごまは高級品として取り扱われており。ごまを用いれば何でも美味しくできあがることから「胡麻化す」という言葉が生まれるほど、好んで食されていました。

ごまは昔から健康食品として重宝されていました。ごまの50%以上を占める成分は油分ですがそのほとんどがオレイン酸・リノール酸といった不飽和脂肪酸であり、血液をサラサラにするといわれています。
また、セサミンをはじめ身体に良いとされる成分の「ゴマリグナン」は含有量が全体の1%程ではありますが、強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に使われています。

ごまの産地

ごまは全世界で約530万トン生産されており、そのうち約200万トンが輸出されています
主にアジアで生産されておりインド・ミャンマー・中国だけで世界の生産量の約40%を占めます。(インド産については日本国内の農薬基準に満たないことが多く殆ど流通しておりません。)
日本で流通しているごまの99.9%は輸入品であり、年間約16万トン程輸入しています。その内10万トンはごま油に、6万トンは食用ごまに使用されます。
主な使用産地は下記の通りです。
黒ごま:ミャンマー・ベトナム・パラグアイ等
白ごま:パラグアイ・グァテマラ・エチオピア・ボリビア等
金ごま:トルコ・エジプト等

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